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嵌合時の誤差やズレを吸収するSlimStack基板対基板用コネクター「0.635mmピッチフローティングシリーズ」を発表

2020 年 07 月 21 日

2020年7月21日 - 世界トップクラスのコネクターメーカーである米モレックス社の日本法人・日本モレックス合同会社(本社:神奈川県大和市、社長:李 在薰)は、コネクターを嵌合する際に生じる基板間の縦横方向の誤差を吸収するフローティング機構を搭載した、SlimStack基板対基板用コネクター「0.635mmピッチフローティングシリーズ」を発表しました。

モレックスのSlimStack 0.635mmピッチフローティングシリーズは、広範囲のフローティングレンジを備えることで嵌合時の位置ズレを吸収します。また本コネクターは、適度なフローティング力によってシンプルな組み立てプロセスを提供し、嵌合時の作業が容易になります。加えて、衝撃や振動の影響を軽減できることから、基板の損傷や不具合の防止にも寄与します。

本コネクターはピッチサイズが0.635mmで、極数は40、60、80極、嵌合高さは12.00、13.00、14.00、15.00、16.00mmとさまざまなサイズを取り揃えており、設計の柔軟性を提供します。SlimStack 0.635mmピッチフローティングシリーズは、薄型で省スペース設計の製品であり、実装スペースに制約がある狭小パッケージングにも対応します。

SlimStack 0.635mmピッチフローティングシリーズの主な特徴

  • X、Y方向±0.7mmの広範囲のフローティングレンジを実現
  • 125°Cの高温対応によって耐熱性が必要なアプリケーションにも使用可能
  • 組み合わせにより嵌合高さバリエーションが可能
  • 表面実装用金属キャップによって自動実装に対応
  • 嵌合極性によって誤嵌合を防止

本コネクターは、PLC/モーションコントロールユニット、LEDディスプレイといった産業機器、ドメイン制御ユニット、ADASアプリケーション、インフォテイメントシステムといった自動車機器といった用途に適しています。

 

モレックスについて

モレックスは、未来の変革とより豊かな生活を実現させるテクノロジーを可能にすることでつながる世界を支えていく。世界40ヵ国以上で事業を展開し、データ通信、医療、インダストリアル、自動車、家電などの様々な市場に広範な接続システム、サービスおよび電子ソリューションを提供している。

 

モレックスについて


モレックスは、未来の変革とより豊かな生活を実現させるテクノロジーを可能にすることでつながる世界を支えます。38を超える国々に事業所を展開し、コンシューマーデバイス、航空宇宙および防衛、データセンター、クラウド、テレコム、トランスポーテーション、産業オートメーション、およびヘルスケアの各業界での革新的技術によるイノベーションの実現に貢献します。お客様や業界との信頼関係、エンジニアリングに関する卓越した経験と知見、そして製品の品質と信頼性を通して、モレックスは無限の可能性を追求していきます。Creating Connections for Life ― ソリューション開発のその先に、つながる未来を見据えて。詳細に関しては、www.molex.comをご覧ください。

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