産業とアプリケーション
モレックスは、科学・技術・工学・数学(STEM)教育について、当社の現地コミュニティに変化をもたらしたいと切に願っています。STEM活動に対する早期の経験と専任メンターシップは、生徒たちの好奇心と自信を醸成することで成功に向けた強力な道筋が生み出されていると、モレックスは考えています。しかし、十分なサービスを受けられないコミュニティに属する多くの子どもたちはSTEMの機会にアクセスできません。モレックスはこの格差の緩和と達成の推進を支援するため、Project SYNCERE(PS)と呼ばれる組織と連携しています。
PSの設立者は数年前、STEM領域に多様性が欠落していることに気付き、その時間を投じてリソースを活用し、このギャップを解消することを決心しました。これらの工学専門家は、早期にSTEMに触れることの価値と、多様なコミュニティにおけるSTEMの必要性を認識しました。PSの設立者は、資源が不足している学生たちの心を整え、彼らのためにSTEMにおけるキャリアを追求する経路を生み出すことをその使命としています。「2009年にこの組織を立ち上げて以降、私たちは何千人もの学生たちの心に活気を生み出し、STEMのキャリアがいかに楽しく創造的で、有意義であるかを彼らに示してきました」 - PS設立者
PSは、STEMの機会を年間を通して学生たちに提供するプログラムの開発に全力で取り組んでいます。PSの目標は、困難であるもののやりがいのある革新的な学習カリキュラムを提供することで、学生たちが積極的にSTEMプロジェクトに参加できるよう支援することです。その結果、PSは、工学において少数しかいない学生の数を増やすことにおいて大躍進しています。PSの誕生から現在までにPSが果たしてきた役割は、学生だけではなくコミュニティにも大きな影響を及ぼしています。この影響はその数において明らかです。*
PSは、学生たちが自らの熱意を見出し、そのスキルを磨き、最終的に彼らが未来のリーダーになれるよう支援しています。モレックスは、STEMベースのプログラムを通じてサービスやリソースが不足しているコミュニティの若者を支援することでこのPSの取り組みに貢献し、そのミッションを後援できることにとても興奮しています。
モレックスの従業員は、2年間にわたり行われるENpowered Games Competitionなどのイベントへの参画や、ライルキャンパスツアーの主催、仮想STEMディスカッションに関する情報の共有によってPS組織との関係性を醸成し、そのプログラミングを後援しています。私たちは現在、PS Associate Boardにマリーク・ヒューズ氏を会長として派遣しています。
「ここ2年にわたる競技会の審査員として、こうした学生たちが、どのように社会でよく直面する難題を理解し、革新的なアイデアでそれらを解決するかを見て今でも驚嘆しています。仮想環境での取り組みは確かに課題でしたが、そのプロジェクトのプレゼンに向けた学生たちの熱意に影響が及んでいるようには見えませんでした」と、モレックスのレジデントエンジニアであり、モレックス ブラック プロフェッショナルズ(MBP)メンバーでもあるマリーク・ヒューズ氏は語っています。
MBP従業員リソースグループは、当社の従業員をPSイベントのフィールドトリップ、メンターシップ、キャリアパネル、ボランティアに関与させることで難局にうまく対応してきました。MBPは、モレックスがPSで私たちのコミュニティに深い影響を与えることができる場所をうまく進んでいけるよう支援しています。私たちは連携し、Creating Connections for Lifeに取り組んでいます。旅は始まったばかりです。
*Project SYNCEREのWebサイトからの引用