産業とアプリケーション
サンディエゴ - 2019年のデビューに続き、QSFP-DD800 MSAグループは本日、QSFP-DD800トランシーバーフォームファクターの新規ハードウェア仕様を発表しました。MSAグループは、800Gbps接続に対応する高速倍密度QSFPモジュールの開発を推進するために設立され、Broadcom, Cisco、II-VI、Intel、Juniper Networks、Marvell、Molex、Samtecが参加しています。
QSFP-DD800 MSAグループは、次世代のQSFPファミリーのモジュールに注力しています。QSFP-DD800 1.0の新仕様では、既存のQSFP-DD 5.0に徐々に仕様を追加していこうとしています。シグナルインテグリティおよび熱性能は引き続き肝要であり、トランシーバーパッドは下位互換性に影響することなく、1レーンあたり100Gbpsに改善すべく最適化されました。新しい仕様では、従来のPCBに関連する信号損失の問題に対処するための選択肢として、上部ポートを接続した新しい2×1コネクター/ケージを詳しく定義しています。今後は、QSFP-DD800のプロモーターは引き続き、1レーンあたり100Gbpsで動作する2×1のSMTバージョンを含め、コネクター/ケージの新しいバリエーションに取り組んでいく考えです。
QSFP-DD800 MSAの共同議長のスコット・ソマーズ氏は、「私たちのグループが協力してきた短い期間で、次世代QSFPファミリーのモジュールにこの最初の仕様を導入できることを非常に嬉しく思っています」と述べています。「引き続き、シグナルインテグリティと熱管理が光接続業界にとっての様々な課題となっている中、MSAグループはそのソリューションが性能に対するニーズに応えられると確信しています。」
QSFP-DD800 MSAの共同議長のマーク・ノウェル氏は、「特にポート速度が800Gに上昇する中、優れたシステム統合と設計上の柔軟性を備えたQSFPモジュールは、次世代のネットワークおよびネットワーク機器を構築するための土台であり続けることでしょう」と述べています。「また、QSFP-DD、QSFP56、QSFP28モジュールとの下位互換性を犠牲にすることなく、スイッチおよびルーティングの帯域幅密度を高める機能により、ネットワーク事業者は商業的にも運用的にも多大な利点を得ることができます。」
QSFP-DD800 MSAグループは、QSFP-DD MSAグループと協力して、QSFP-DD仕様に含める意図でグループに仕様を提供するインキュベーターの働きをすることも発表しています。このため、QSFP-DD800開発への参加に関心のある企業は、QSFP-DD MSAグループに参加することが推奨されます。
QSFP-DD800 MSAグループについての詳細は、www.qsfp-dd800.comをご覧ください。
今後の展望に関する記述についての注意
当社は、投資家、潜在的投資家、その他の所有者が、言及された企業の今後の展望をよりよく理解し、十分に情報を得た上で投資決定を行えるように、今後の展望に関する情報を開示しています。このプレスリリースに記載されている情報には、1995年の民事証券訴訟改革法の意味における「今後の展望に関する記述」が含まれています。そうした記述は、過去または現在の事実に厳密には関係していないという事実と見ることができます。企業による今後の展望についての記述はすべて、その時点での内容を反映しています。企業は、新しい情報の結果、あるいはその後の出来事の発生結果、またその他のことの結果であるかどうかを問わず、今後の展望に関する記述を更新または修正する義務はなく、そのような義務を明示的に否認します。