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ビットウェア、Intel® Agilex™ FPGAベースのアクセラレータIAシリーズの製品ラインを拡張し、データ集約型コンピューティング、ネットワーク、ストレージのワークロードに対応

2021年6月22日

ニューハンプシャー州コンコード – エッジおよびクラウドコンピューティングアプリケーション向けエンタープライズクラスのアクセラレーターのリーディングサプライヤーである、モレックスのグループ企業ビットウェアは本日、Intel® Agilex™ FPGAを搭載したFPGAアクセラレーターであるIAシリーズの拡張を発表しました。BittWare IAシリーズのFPGAアクセラレーターは、お客様がリスクを軽減しつつ柔軟性とスピードを高めながら、次世代のエッジアプリケーションとクラウドアプリケーションを開発し、導入できるように設計されています。

新しいIA-420FロープロファイルPCIeカードとIA-220-U2コンピュテーショナルストレージプロセッサーがIA-840Fに加わり、データ・センターやネットワークインフラストラクチャで一般的な3つのフォームファクターを選択できるようになりました。この3つの製品はPCIe Gen 4に完全に準拠しており、oneAPI™プログラミングモデルのサポートに加え、アプリケーションのリファレンスデザインが含まれています。ハードウェア開発者はドメイン別のFPGAプラットフォームを作成し、アプリケーション開発者はクロスアーキテクチャ、シングルソースのコンパイルデザインを構築することができます。

ビットウェアのセールス・マーケティング部門バイスプレジデントのクレイグ・ピートリー氏は次のように語っています。「ビットウェアは、インテルのAgilexテクノロジーを活用して、データ・センターとネットワークインフラストラクチャに使用される最も一般的なアクセラレーターのフォームファクターのうちの3つをサポートできることをとても嬉しく思っています。モレックスの一員として、当社はエンタープライズクラスの製品における技術革新を推進する独自の立場にあり、お客様は、リスクとコストを削減して、カードおよびサーバーレベルでインテルのAgilex FPGAベースのソリューションを導入できます。」

ガートナーの「Top 10 Strategic Technology Trends for 2020: Empowered Edge」によると、企業においてデータ・センターやクラウド以外で生成・処理されるデータの量は、2019年には10%未満であったものが2023年までに50%を超えるということです。レイテンシー、帯域幅、セキュリティに関する重要な要件を持つリアルタイムデータを効率的に処理する必要があるエッジにおいて、FPGAの役割は大きくなっています。クラウド内で、価値を引き出し、現場でスマートデバイスをオーケストレートするには、ハイパフォーマンスコンピューティングとビッグデータ分析を通じて大量の構造化データと非構造化データの両方を効率的に処理するFPGAヘテロジニアスコンピューティングのソリューションが必要です。

アクセラレーター製品ファミリーの拡張で展開時の柔軟性を強化
新しいIA-420FロープロファイルPCIeカードは、SmartNICおよびコンピュテーショナルストレージのユースケースに対応する設計です。このハーフハイト、ハーフレングスのシングル幅PCIeカードは、ほぼすべてのサーバーとエッジプラットフォームに対応しています。IA-420Fは、データ取り込み要件の厳しいネットワークやセンサー処理アプリケーション向けに複数の100Gネットワークポートをサポートしています。16レーンをフル活用するPCIe Gen 4によって、お客様は帯域幅を、FPGA拡張システムで一般的に利用可能な帯域幅と比較して最大2倍に増やすことができ、これはデータ分析ワークロードにとって魅力的です。

IA-220-U2コンピュテーショナルストレージプロセッサーは、NVMeコンピュテーショナルストレージのワークロードに対応できるように設計されています。一般的なU.2フォームファクターに準拠するIA-220-U2は、組み込み型ARMプロセッサーサブシステムとPCIe Gen 4のサポートを備えたIntel Agilex FPGAを搭載しています。エネルギー効率と柔軟性に優れたこのコンピューティングノードは従来のU.2 NVMeストレージアレイ内に組み込むことが可能で、シャーシの前面から保守を行えます。また、IA-220-U2は、データ・センタープラットフォームに搭載しやすいコンピュテーショナルストレージプロセッサーとしても機能しますが、U.2スロットに余裕があり、PCIeスロットが使用できない場合にも適しています。

2020年11月に発売されたフルサイズPCIeカードであるIA-840FにIA-420FとIA-220-U2が加わったことで、最も要求の厳しいデータ・センター環境にとって完璧なソリューション製品ファミリーを提供できるようになりました。

インテルのデータプラットフォームグループ担当バイスプレジデント兼プログラマブルソリューションズグループ・プロダクトマーケティング担当ゼネラルマネージャーであるディパリ・トレハン氏は次のように語っています。「Intel Agilex FPGAは業界をリードする性能と電力効率を提供しており、oneAPI™ツールキットを含む横断的なプラットフォームツールにより、5G、ネットワーク、クラウド、エッジにおける多様なワークロード移行に向けた革新を実現する適応性と機敏さをお客様に提供しています。Intel Partner Allianceプログラムのメンバーであるビットウェアとモレックスは、データセントリックコンピューティング、ネットワーク、ストレージにまつわる最も困難ないくつかの課題を解決します。Intel Agilex FPGAとoneAPIツールキットを活用することで、ビットウェアは企業顧客が、資格、検証、ライフサイクル管理、サポートの要件に対応しつつ、概念実証から大量展開までの移行を進める上でうまく支援することができます。」

構成および価格
IA-420Fは、100GbE SmartNICシェルを含むアプリケーションのリファレンスデザイン例とともに入手でき、DPDKをサポートしています。BittWare.com/IA-420F。IA-220-U2は、圧縮、データベースの加速化、機械学習の推論をはじめとするアプリケーションにそのまま使用できるターンキーソリューションです。また、社内のFPGAプログラミング能力を使用して顧客がプログラムできるため、ハードウェアへの投資を節減し、将来的に機敏さを得るためのDevOpsの考え方をサポートします。BittWare.com/IA-220-U2。IAシリーズはBittWare TeraBoxレンジから、事前統合型のDellサーバーまたはHPEサーバーとしてご購入いただけます。BittWare.com/fpga/servers-systems

BittWare IAシリーズの価格は量産品として995米ドルからです。規約が適用されます。詳しくはwww.BittWare.comをご覧ください。

ビットウェアについて
モレックスのグループ企業であるビットウェアは、顧客がソリューションを迅速に低リスクで運用できるエンタープライズクラスのFPGAハードウェアを設計・製造しています。ビットウェアは30年にわたってFPGAアクセラレーターの開発経験があり、ソリューションを大量に展開するお客様のエンタープライズクラスの認定要件やライフサイクル要件に対応できる、FPGAベンダーに依存しない唯一のサプライヤーです。

インテル、インテルのロゴ、およびその他のインテルのマークはIntel Corporationまたはその子会社の商標です。