産業とアプリケーション
イリノイ州ライル - 2017年10月25日 - コークインダストリーズの子会社であるモレックスは、カリフォルニア州フリーモントに新規テクノロジーセンターを公式開設することを発表しました。2017年10月24日に開催された開設式には、モレックスの従業員、役員、グローバルリーダーシップチーム、現地や地域の高官たちが参加しました。
「新しいテクノロジーセンターにより、当社は地域の成長する顧客ベースと共同開発者により良いサービスを提供し、密接なコラボレーションを強化し、主要な投資とイノベーションの中心地への重要なアクセスを提供できるようになります。」と、モレックスの最高経営責任者、マーティン・スラークは述べています。
この新施設の完成は、シリコンバレーの顧客に対するサポートを拡大するための、モレックスの多大な投資を示すものです。サンフランシスコベイエリアの最大都市のひとつであるフリーモントは、テクノロジーイノベーターや業界随一の企業が拠点とする、活気あふれる成長中のエリアです。
「私たちはモレックスを心から歓迎し、業界のリーダーが都市のインフラストラクチャと未来の構築に向けて行っている投資に賞賛を送ります。エキサイティングなテクノロジーの開発と協力的な取り組みを通じて、彼らは地域内外にポジティブかつ永続的な影響を与えることになります。」と、フリーモント市長 のリリー・メイ氏は述べています。
このテクノロジーセンターは、モレックス光学ソリューション事業の主要なイノベーションハブの1つであり、地域内のすべてのモレックス顧客にサービスを提供する販売および顧客開発チームの本拠地です。これらのグループには、他の多くのテクノロジー企業からの設計およびアプリケーション開発チームが参加しており、モレックスは、データ・センター、電気通信、エンタープライズネットワークを含むさまざまなプラットフォーム向けのソリューションをより迅速に提供できるようになります。この新しいテクノロジーセンターは、シリコンバレーの医療機器、自動運転車、その他の輸送技術の開発者や産業オートメーションのイノベーターに対して、モレックスの設計リソースの範囲と幅を広げます。
イノベーションとコラボレーションのために設計
シリコンバレーテクノロジーセンターの設計中、モレックスは、顧客に向けてソリューションの開発を加速するための、モダンなテクノロジーとコラボレーションを示す場を求めました。
108,000平方フィートの建物には、50マイルを超えるモレックスの光ケーブルおよび銅線ケーブルアセンブリーソリューション、パッチパネル、アダプターパネル、モジュラーオフィスエレクトロニクス、ワイヤ管理ツールが設置されています。高度な構築機能には、パワーオーバーイーサネット(PoE)LED照明ネットワークを使用したインテリジェントな低電圧 Molex Transcendネットワーク接続照明システムが含まれており、センサーのフィードバックによってエネルギー節約を可能にします。
また、モレックスは、親会社であるコーチインダストリーズの別の子会社から高性能建設資材を調達しています。それには、10万平方フィートのガーディアングラスおよびグレージング、内装に9000フィート(直線)以上のジョージアパシフィックジプサムウォールボード、外装にデンスガラス、化粧室やフィットネスセンターのアクセサリー、紙・ティッシュ入れなどの備品全般を含みます。
スラークは次のように結んでいます。「私たちの目標は、生産的でインスピレーションを触発する空間を築くことでした。才能ある人材を訓練し、業務し、協力するやり方が急速に変化している状況を反映することで、私たちは顧客のためにさらに価値を創造することができます。モレックステクノロジーセンターは、何が可能かを追求し、大きなビジョンに向けて人々を繋ぐ、卓越した空間と設備を提供します。」