産業とアプリケーション
2020年11月20日 - 世界トップクラスのコネクターメーカーである米モレックス社の日本法人・日本モレックス合同会社(本社:神奈川県大和市、社長:李 在薰)は、電源用途に向けて25.0Aの定格電流に対応する「OTS Mega-Fitパワーケーブルアセンブリ」を発表し、同社のオフ・ザ・シェルフ(OTS)製品群を拡充しました。
モレックスのOTS Mega-Fitパワーケーブルアセンブリは、コンパクト設計でありながら最大25.0Aの高電流を電源供給可能なケーブルアセンブリです。本製品は多様なバリエーションを揃えています。1列品は極数2/3/4/6、ケーブル長150/300/600mmの製品を標準品として、2列品は極数2~12(偶数極)、ケーブル長300/600/1000mmの製品を標準品として用意しております。また金メッキ仕様のオーバーモールドタイプは2列品で極数2~12(偶数極)、より長いケーブル長500/1000/2000mmのバリエーションを揃え、最適な製品構成を柔軟に選択することができます。
OTS Mega-Fitパワーケーブルアセンブリは、モレックスのFitファミリーで採用されている独立端子構造に加えて、ポジティブハウジングロックや、誤方向挿入防止ハウジングなどの機能を備えています。OTS Mega-Fitは完全に保護されたヘッダー端子を備えるほか、独自のキーイングオプションによって、1つの基板に複数のヘッダーを使用した際、間違ったヘッダーにリセプタクルが嵌合するリスクを低減します。また、ハウジング材料にUL94-V0規格およびグローワイヤ試験に対応する樹脂材料を使用することで、欧州の電気規格に適合します。
OTS Mega-Fitパワーケーブルアセンブリの主な特徴
- コンパクト設計で完全に保護されたヘッダー端子を提供
- 独自のキーイングオプションによって誤嵌合を防止
- 新しいラッチ設計によって嵌合時の高い保持力および簡単な嵌合・取り外しを実現
本製品は、商用車、家電製品、産業機械、テレコミュニケーション/ネットワーキングなどにおける電源供給用途に適しています。
モレックスについて
モレックスは、未来の変革とより豊かな生活を実現させるテクノロジーを可能にすることでつながる世界を支えていく。世界40ヵ国以上で事業を展開し、データ通信、医療、インダストリアル、自動車、家電などの様々な市場に広範な接続システム、サービスおよび電子ソリューションを提供している。