産業とアプリケーション
ニューハンプシャー州コンコード - エンタープライズクラスのFPGAアクセラレーター製品のリーディングサプライヤーであるモレックスのビットウェア社は、まったく新しいエッジサーバー「TeraBox™ 200DE」を発表しました。TeraBox 200DEは、市場をリードするデータ・センター向けTeraBoxサーバー製品群における成功をベースに構築されており、エッジアプリケーションに要求されるさらに困難で過酷な環境に世界最高レベルのFPGAアクセラレーションを展開することができます。200DEは、新しいDELL PowerEdge™ XE2420をベースにした、設置面積の小さい奥行2Uの短いサーバーです。高度に専門化された、5G、NFV、予測分析、機械学習推論などのワークロードの複雑化する要件に対応するため、Achronix、Intel、Xilinxの最新FPGAを特徴とする幅広いBittWareアクセラレーター製品を実装できます。
ビットウェア社のマーケティング担当副社長であるクレイグ・ピートリー氏は次のように述べています。「ティア1サプライヤーが提供するエンタープライズクラスのエッジサーバープラットフォームが不足しているため、お客様が高性能なFPGAベースのソリューションをエッジに展開するのは困難でした」 「サイズ、重量、電力、環境要件は重要な問題になりがちです。お客様は一般的に、独自のカスタムプラットフォームを設計するか、認定、サポート、完全なライフサイクル管理への対応に四苦八苦するサプライヤーと連携する必要がありました。ビットウェア社は、Dell OEMと長きにわたって連携し、PowerEdge XE2420について学び、最新世代のFPGAアクセラレーターを認定するチャンスを得ました。この連携により、過酷な環境および複雑な計算集約型のワークロード向けに設計された、最初のエンタープライズクラスのFPGAエッジサーバー、TeraBox 200DEが誕生したのです」。
200DE
ビットウェア社のTeraBox認定サーバープラットフォーム製品群は、最新のFPGAアクセラレーターを備えており、顧客はリスクとコストを削減しつつ、開発と展開を迅速化できます。200DEの主な機能は次のとおりです。
- 短い奥行きの2Uラックサーバー
- 2つの第2世代Intel® Xeon®スケーラブルプロセッサー
- ネットワーク機器構築システム(NEBS)ガイドラインに準拠した試験を実施済み
- 拡張動作温度(5°C~40°C)
- オプションのフィルター付きベゼルで塵埃から保護
- メンテナンスが容易なフロントアクセス性とコールドアイルサービス性
- 2つのFHFL PCIeアクセラレーターカードをサポート
- Achronix、IntelまたはXilinx FPGAを搭載したFPGAアクセラレーターの選択:
- ビットウェア社のM.2、U.2、EDSFF製品を使用した追加のFPGA拡張機能
- サーバーとFPGAハードウェアをカバーする包括的な3年間の保証
- ビットウェア社またはデル テクノロジーズ社から直接注文可能
ビットウェア社のTeraBoxの理念、市場トレンド、ケーススタディ、主力製品について詳しく取り上げた新しいウェビナーをwww.BittWare.comでご覧いただけます。
ビットウェアについて
モレックスのグループ企業であるビットウェア社は、Achronix、Intel、Xilinx FPGAテクノロジーを搭載した、エンタープライズクラスのコンピュート、ネットワーク、ストレージ、センサプロセッシング向けアクセラレーター製品を提供しています。プログラム可能なこれらの製品は、所有するための総費用を抑えながら、アプリケーションの性能とエネルギー効率を飛躍的に向上させます。30年にわたるFPGAアクセラレーター開発経験を持つビットウェアは、FPGAアクセラレーターを大量に配備する顧客に対して、エンタープライズクラスの資格、検証、ライフサイクルおよびサポート要件に対処することが可能な、クリティカルマスのベンダーを問わない唯一のFPGAサプライヤーです。