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エンジニアリングの人材がモレックスに成長の場を見つける

多くの成人した若者にとって、大学を卒業してすぐ企業での仕事に就くことはとても難しく、困惑するものになる場合があります。自分は何をしたいのか? 自分はどこで働きたいのか? 自分が学んだ分野が好きか? そして最も重要なのは、自分は何になりたいのか?

モレックスASEプログラムは長年にわたり、多くの若者が自身についてのこのような個人的命題に対する答えを見つけるお手伝いをしてきました。ASEプログラムは長い間、ペースの速いグローバルなエンジニアリング環境において適切なスキルを育てる活動を続けてきました。1980年代、電話帳をめくって顧客を見つける時代に、このプログラムはニュービジネスグループ(NBG)としてスタートしました。2010年、グループリーダーがドリーン・クヴィクに代わり、彼女はメンタリングを追加して関係性に焦点を当てました。この変更に伴い、NBGは、アソシエイトセールスエンジニアと呼ばれるようになり、ドリーンが発案した継続的改善により、このプログラムはASEチームとしてリブランドされ、エンジニアだけではなくすべての専攻、すべての人種と性別の新入社員を受け入れました。

簡単に言うと、ASEプログラムは、モレックスにおける若い人材のためのジャンプ台です。ASEチームのメンバーは一般的に大学の卒業生ですが、12~18カ月の間、このプログラムに所属します。チームは、ライルの本社において、愛情をこめて「ピット」と呼ばれるエリアで一緒に働きます。このオープンスタイルの環境は、共同作業、学習、友人作り、職業能力開発の場を提供します。ピット在籍期間を通して、ASEは、会社のグローバル構造と当社製品を理解し、組織における多数の従業員と対面して関係性を構築し、最も重要なこととして、顧客第一のメンタルモデルを推進してモレックスの部品をその製品に組み込む顧客の成功を実現するというタスクを与えられます。これには、顧客の設計に関する質問に答えることや、技術文書を提供すること、製品配置を提案することが含まれ、すべては、その役割に必要なことを達成するために誰に連絡すべきかを学習することによって社内でのネットワークを築く作業と並行して行います。

これらの関係性を構築するため、ASEはさまざまなモレックスの従業員と頻繁に知識を共有し、彼らの会社におけるこれまでの道筋と現在の仕事についても学びます。これらの社内知識の共有に基づき、ASEは会社中のプロジェクトに参加することで知られています。現在の製品開発プロセスの合理化や、顧客体験を向上させるためにウェブサイトにウィジェットを追加するといったプロジェクトです。このようなプロジェクトを通して、ASEは、会社中の専門の戦略的プロジェクトにおいて仕事をすることにより、販売についての洞察力だけでなく、製品開発、プロジェクト管理、エンジニアリング能力を育てます。

このプログラムに参加している期間、若いASEはその上司と協働作業を行い、自身の希望や長所を総合的に考えて次のステップを見つけます。その役割は営業部門のことが多いのですが、ASEが最も優れた付加価値を与え、会社のニーズに応えることができる部署ならば、そのポジションは会社のどの部署でも見つけることができます。

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つまり、ASEプログラムは、新卒者に自分の強みを見つけ、会社の世界における新しい役割とアイデンティティを探る機会を提供します。モレックスの社員定着率は70%で、新卒者はピット時代を感謝を持って振り返っています。元ASEで現在ウエストコーストのアカウントマネージャーであるジョッシュ・エッチバーガーは次のように述べています。「ASEプログラムは私に、ビルトインリソースネットワークとメンターを提供し、私がキャリアを有利にスタートさせ、現在の役割に就くことを助けてくれました。ピットは、新しいスキルを習得し、既存のスキルをさらに伸ばすことを助けるとともに、会社と自分自身について学ぶ機会を提供してくれました。」

大学を卒業してすぐ、最初の仕事を確保して成功することは簡単ではありません。しかし、モレックスではピットが若い人材を育て、キャリア成功のための強力なベースラインと、初日から顧客第一のアプローチを推進するスマートで熱心なプロフェッショナルとのパイプラインを作ります。