産業とアプリケーション
イリノイ州ライル – 2020年2月11日~13日、モレックスは、アナハイムコンベンションセンターで開催されるMD&M West 2020展示会のブース3278で、次世代の医療技術ソリューションと製造技術を展示します。モレックスは医療エコシステムに役立てるために、医療アプリケーションへの電子製品統合の収束を先導してきました。当社は診断、治療、モニタリングの3つの中心的分野において、医療業界における最も難しい問題に対する最先端のソリューションを顧客と協力して開発していく方法を採用します。
数十年にわたり蓄積した専門知識に基づきモレックスは、研究開発を通して、また、アフィニティ メディカル テクノロジーズ、FCTエレクトロニクス グループ、フィリップス・メディサイズ、ポリマイクロ テクノロジーズ、プロテック メディカル、ソルジーインク、テンプフレックス スペシャリティ ワイヤ アンド ケーブルなどの戦略的買収を通じて医療業界におけるその役割を着実に拡大してきました。今日モレックスは、メディカルエレクトロニクス業界の進化するニーズに応えるため、革新的で信頼性が高く高度なカスタマイズが可能なソリューションの幅広いポートフォリオを提供しています。たとえば、モレックスの医療技術ソリューションは、画期的な外科器具、診断とモニタリングのためのウェアラブル製品、埋込可能な医薬品投与のための送達デバイスへと統合することができます。
モレックスの戦略医療マーケティングマネージャーのアンソニー・カライヤキスは次のように述べています。「デジタル化とつながる医療のこのすばらしい時代においては、医療機器やデバイスにシームレスに統合できるカスタマイズ可能なソリューションを持つことがとても重要です。これにより高品質で信頼性の高い最高の患者ケアの提供を確保しつつ、開発、試作品の作成、製造におけるコストを合理化することができます。」
診断ソリューションへの需要の増加が予想されるなか、モレックスの統合技術は、データ取得からデータ受領までクリアな通信を可能にすることにより、たとえ出先であっても、画像データへの即時アクセスニーズに応えるように設計されています。当社のソリューションは、MRI、超音波、一般のX線アプリケーション、さらにより複雑な体外診断試験への対応に適しています。
低侵襲的ロボット手術と埋込型医療機器(除細動器など)が成長を続けるなか、治療ソリューションは急速に進化しつつあります。給電能力、移植性、小型化とデジタル帯域を組み合わせた技術へのニーズはこれまでになく大きなものとなっています。モレックスのソリューションは、介入措置、心臓および聴力の治療分野における、救命のためのクリティカルなテクノロジーの要求に応えます。
最後に、入院患者の医療費が上昇を続けるなかで、医療消費者のリモートモニタリングが増加しつつあります。モレックスは、心臓治療(ECG)、糖尿病管理(血糖値モニタリング/送達)とバイタルサインの分野全体における小型かつ軽量の携帯性の高いモニタリング遠隔医療ソリューションのニーズに対応し、再入院率を下げ、患者に自宅治療の便宜性を提供し、生活の質を向上させ、いつでもどこでも医師に接続できる環境を確保します。
モレックスは高精度医療、組み合わせ治療、そしてボディエリアネットワーク全体のモニタリングを進化させる新しいイノベーションにおいて、実績のあるそのテクノロジーの活用を続けます。「正しいソリューションプロバイダーと医療機器設計は、リスクと設計の複雑性を最小化するとともに、発売スケジュールを守り、医療機器規制を遵守することを可能にします。MD&M Westでモレックスが患者ケアの将来ビジョンを加速させる最新のイノベーションを展示することを楽しみにしています。」と、カライヤキスは付け加えています。
モレックスの医療技術ソリューションについての詳細は、MD&M Westでブース3278にお立ち寄りください。