2020年4月22日 - 世界トップクラスのコネクターメーカーである米モレックス社の日本法人・日本モレックス合同会社（本社：神奈川県大和市、社長：李 在薰）は、電線対基板用コネクター「Micro-Lock Plus」1.25mmピッチバージョンに金メッキ仕様の製品を追加しバリエーションを拡張したことを発表しました。

モレックスのMicro-Lock Plusファミリーは、コンパクト設計でありながら、作業性に優れたポジティブロック機構やデュアルコンタクト端子を備えることで確実な嵌合を実現し、高い接続信頼性を提供する電線対基板用コネクターシステムです。このたびモレックスは、これまでの錫メッキ製品に加えて、優れた信頼性および耐久性を提供する金メッキ製品をヘッダー、レセプタクル用端子に追加しラインアップを拡充しました。メッキ厚は0.10µm、0.38µmおよび0.76µmのバリエーションがあります。金メッキは電気導電性および耐食性が高く、信頼性および耐久性に優れていることから、さまざまな業界で求められる電気的および機械的な信頼性要件に適合します。

Micro-Lock Plus 1.25mmピッチ製品は、対応するワイヤーサイズがAWG26/28/30、ヘッダーは1列（極数2～16）および2列（極数8～42）のストレートタイプおよびライトアングルタイプが取り揃えられており、お客様に設計の柔軟性を提供します。

Micro-Lock Plus1.25mmピッチコネクター（金メッキ仕様）の主な特徴

• -40から105°Cの広い温度範囲で動作可能
• 最大3.6Aの電流に対応（2極品、AWG26での参照値）
• クリック感で嵌合を確認できるポジティブロック機構
• 2つの接点で接合するデュアルコンタクト端子設計による高い接触信頼性
• 堅牢な金属はんだタブによって安定した基板保持力を確保

本コネクターは、サーバーなどのデータ通信機器、白物家電、ゲーム機、ドローン、レーザープリンター、掃除機、デスクトップPC、電動工具などのコンシューマー向け機器、ハンドル、パドルシフト、コンビネーションスイッチ、他のユニットとの内部接続機器などの自動車機器といった用途に適しています。

モレックスについて

モレックスは、未来の変革とより豊かな生活を実現させるテクノロジーを可能にすることでつながる世界を支えていく。世界40ヵ国以上で事業を展開し、データ通信、医療、インダストリアル、自動車、家電などの様々な市場に広範な接続システム、サービスおよび電子ソリューションを提供している。