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モレックスが、ビットウェア社の買収を発表

2018年5月14日

ハイエンドFPGAコンピューティングプラットフォームに特化したニューハンプシャー州の企業が、OEM向けにパフォーマンスと収益までの時間を改善するよう設計しました。

イリノイ州リスル - 2018年5月14日 – エレクトロニクスソリューションの世界的大手メーカーであるモレックスは本日、データ・センターのコンピューティングおよびネットワークパケット処理アプリケーションに展開されるフィールドプログラマブル ゲートアレイ(FPGA)を特徴とするコンピューティングシステムの世界的大手プロバイダーであるビットウェア社の買収を発表しました。

「FPGAコンピューティングプラットフォーム開発の第一人者であるビットウェア社は、ボードレベルコンピューティング技術、統合システム、ソフトウェアに関する専門知識を幅広く提供しています」と、モレックスのティム・ラフ上級副社長は述べています。

モレックスの子会社であるインターコネクト システムズ インターナショナル社のマーク・ギリアム社長は、「この買収により、モレックスとその子会社であるナラテック社の能力が拡張され、FPGAベースの高性能計算およびネットワーク処理ソリューションに対する需要の高まりに対応できるようになります」と述べています。

ニューハンプシャー州コンコードに本社を置くビットウェア社は、インテル社(旧アルテラ社)とザイリンクス社のFPGA技術をベースにしたソリューションを提供しています。世界の大手企業の多くがビットウェア社のFPGAソリューションを使用しており、コンピューティング、データ・センター、軍事・航空宇宙、政府、計測・テスト、金融サービス、放送、ビデオなど、要求の厳しいアプリケーションに処理能力を提供しています。

「FPGAベースのプラットフォームは、機械学習、人工知能、サイバーセキュリティ、ネットワーク高速化、IoT、その他のメガトレンドの戦略的に重要な原動力となっています。モレックスの子会社としてナラテック社と協力することで、新規リソース、より良いプロセス、規模の経済を当社の大切なお客様や急成長しているこの業界全体にもたらすことができると確信しています」とビットウェア社の社長兼CEOであるジェフ・ミルロッド氏は述べています。

ビットウェア社の商用製品は、最新のFPGAデバイス機能を信頼性の高いボードレベルソリューションに変換し、開発および統合サーバーへの展開の両方に適しています。同社は、OEM(相手先商標製品製造)のお客様にサービスを提供しており、ビットウェア社は数十年にわたるエンジニアリング経験を生かしてカスタムソリューションを設計し、ベンチマーク エレクトロニクス社などのパートナーと共に大規模な製造を行っています。ビットウェア社の製品は、豊富なツール、FPGA IP、社内のテクニカルサポートスタッフによりサポートされています。

フィルポットボール&ヴェルナー社が、ビットウェア社の財務アドバイザーを務めました。取引の財務条件は明らかにされていません。