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ジョー・ネリガン、モレックスの最高経営責任者に就任

2018年11月1日

ネリガンはモレックスにおける30年以上の経験をもって当社を率います。

エレクトロニクスソリューションの世界的大手メーカーであるモレックスは、現在のCEOであるマーティン・P・スラークの退任に伴い、ジョー・ネリガンが正式にCEOに就任したことを本日発表しました。これまで当社の最高執行責任者兼社長であったネリガンは、彼のモレックスでの30年以上の経験を持ってこの職に就きます。今後、ジョー・ネリガンは最高経営責任者として、新規および既存市場の両方でグローバルな拡大を続ける当社の成長を監督する責任を負います。

「私は、この新しい職務に就きチームを率いて行くことを恐れ多く名誉なことであると感じると同時に、非常に嬉しく思っております。今後ともモレックスの収益性の高い成長を促進していくよう務めてまいります。」と、ネリガンは述べています。「30年以上の間にモレックスは私にいくつかの分野で働く経験を与えてくれました。その知識と経験を活かし、世界中の4万5000人以上の従業員と一緒に働き、すべての地域に住む人々の生活を改善する革新的なエレクトロニクスソリューションを開発することを楽しみにしています。」

最高執行責任者兼社長という役割においてジョーは、会社のグローバルセールスおよびマーケティング部門、ならびにデータ通信、コンスーマーエレクトロニクス、医療、工業、自動車、商用車市場にサービスを届ける4つのグローバル製品部門の指揮を担当しました。また、会社の製造およびサプライチェーンオペレーションも指揮し、23か国で50を超える製造施設をサポートしています。

ネリガンは1986年にモレックスでフルタイムの仕事を始める前に、2回の夏休みをインターンとしてモレックスの製品エンジニアリング部門で働くことからそのキャリアの一歩を踏み出しました。彼は、エンジニアリング、製品管理、営業でいくつかの役職を務め、その後2002年にグローバル商用製品部門の新製品開発部門のディレクターに任命されました。2005年、北米・中南米地域のセールスおよびマーケティングのバイスプレジデントになり、その後、2007年に、グローバルセールスおよびマーケティング部門のデータコムグローバル産業グループのバイスプレジデントになりました。2009年にはグローバルコマーシャル製品部門の、製品開発および商品化担当バイスプレジデントに就任。その後2013年には、シンガポールを拠点とするグローバルコマーシャル製品部門のシニアバイスプレジデント兼社長として3年務めました。2016年に、モレックスの最高執行責任者に任命され、2017年に社長としての追加の役割を引き受けました。

コーク・インダストリーズ・インクのエンタープライズでエクゼクティブ・バイス・プレジデント兼CEOを務めるジム・ハンナンは次のように述べています。「ジョーはグローバルエレクトロニクス業界の表と裏を知り尽くした深く尊敬されるリーダーです。会社が急成長し新規市場に参入するタイミングで、業界に深い知識と経験を持つ人物をモレックスのCEOに迎えることができ、私たちは幸運です。」

ネリガンは1986年ノートルダム大学から電子工学の学士号を取得して卒業し、1989年年にMBAを取得するためシカゴ大学へ入学しました。彼は米国で11件の特許を取得し、イリノイ州ネーパービルのデュページ子供博物館(DCM)の理事を務めています。彼と妻キャサリンには7人の子どもがおり、イリノイ州ラ・グレインジ・パークに住んでいます。