メインコンテンツにスキップ
画像

タンパベイの従業員がフェイスシールドを3Dプリントして地元の病院に寄付

コロナのパンデミックが世界的なニュースの見出しを飾る中、モレックスの従業員であるサミュエル・デ・ジェズス氏もこのパンデミックに触発され、個人的なプロジェクトに着手しました。

「フェイスシールドの必要性について話している医師のインタビューを見ました。彼は、人々が追加の備品を3Dプリントし、医療チームに寄付していると言っていました。それが私の関心を引きました。家に3Dプリンターがあるので、自分で作る方法を学ぼうとネットで検索し始めたのです」。

コネティカット州で生まれ育ったデ・ジェズス氏は、エンジニアリングのキャリアを追求し、この25年間で品質管理と製造エンジニアリングのスキルを高めてきました。彼がモレックスに入社したのは約3年前のことで、計測技術者としてタンパベイのピネラスパークチームに加わりました。しかし、彼の役割はそれだけではなく、独学でCADを学び、3D図面やモデリングなどでもモレックスをサポートしています。デ・ジェズス氏は、NXを使ったリバースエンジニアリングも得意としています。

「私は常に、プロジェクトや会社にさらなる価値を提供するために新たなことを学ぶことに興味があります。趣味もたくさんあって、その1つが自分でパーツをデザインしてモデリングし、3Dプリンターで作ることです」と、彼は説明します。

コロナとの闘いに奔走している今、独学と革新が好きな彼のような人物は特に貴重であると証明されています。

デ・ジェズス氏は付け加えます。「ニュースのインタビューを見た後、ネットで調べてみたところ、ニュージャージー州でFDA承認のフェイスシールドを3Dプリントする方法を教えてくれる人を見つけました。私は彼に手紙を書き、どうすれば自分でシールドを印刷できるか尋ねました」。

その紳士はすぐにデ・ジェズス氏に連絡を取り、彼と彼の兄弟エドウィン・デ・ジェズス氏はすぐにフェイスシールドの3Dプリントに取りかかりました。

デ・ジェズス氏は、「私たちはとてもうれしかったです。私たちが変化をもたらし、高ウイルス量にさらされる危険を冒して命をかけている医療チームを守れることを願っています」と説明します。

これまでに40枚以上のフェイスシールドを印刷し、もう1人の兄弟であるトニー・デ・ジェズス氏が働くタンパ病院に届ける予定です。兄弟チームはさらに40枚を印刷する予定で、来週中には納品される予定です。

フェイスシールドは医療従事者の安全確保に役立っていますが、デ・ジェズス氏は、モレックスのすべての従業員が彼や彼の兄弟と同じレベルのサポートを提供できるわけではないことを認識しています。しかし、モレックスの従業員が地域社会の安全を守るためにどのような役割を果たせるかについて、彼はアドバイスをしています。

「モレックスの従業員へのアドバイスとしては、在宅勤務が可能であれば、できる限りそうすることです。買い物に出るのは緊急時だけにしましょう。自分自身と周囲の人々を守るため、地域の社会的距離に関するガイドラインに引き続き従いましょう。私たちはすぐにこれを乗り越えて、また普通の生活に戻るでしょう。それまでは、安全のために全力を尽くしてください」。