産業とアプリケーション
あらゆる人により良いサウンドを
数十年続いたCD(コンパクトディスク)独り勝ちの時代と音楽ストリーミングの出現によって、つい最近までレコード盤は終わりを迎えたかのようでした。しかし今では、新たな世代の音楽ファンやLP愛好家のおかげで、レコードが復活しつつあります。最新のターンテーブルのイノベーションに対するコミットメントが功を奏し、U-Turn Audioは全面的にこの動きを生かしています。U-Turnはフィリップス・メディサイズと共同で、自社のOrbit Theoryターンターブル向けに無駄を排したマグネシウムトーンアームを開発しました。このターンテーブルは受賞歴があり、顧客に今までにないサウンドを届けるものです。
課題
複雑な製品デザインやエンジニアリングに必要なトーンアームのデザインを改善
マグネシウムから部品を作るのに必要な特殊な製造に関する専門性
非常に複雑な製品デザインのために生産には多大な検討が必要
ソリューション
フィリップス・メディサイズはマグネシウムを使った医療機器製造の経験を有しており、このプロジェクトの成功にはこの経験が不可欠でした。
マグネシウムのチクソモールド生産プロセスにおける何十年にもわたる経験に裏打ちされた専門的なモデル設計とフロー分析
顧客第一を掲げることで、軽量で頑丈かつ耐久性のあるトーンアーム開発に必要な物理的特性と機械的特性の良好な組み合わせを促進
結果
新たなトーンアームは振動を排し共鳴を減らせるため、サウンドの質が向上
部品を統合できたことで工具コスト、サプライチェーンの要件、組み立てラインを抑制
新しいOrbit Theoryはさまざまな賞や評価を受け、これを受けてU-Turn Audioは他のターンテーブルのモデルでも使える新たなトーンアームの制作にも着手